低血圧とはその症状と改善策を紹介します。
saicoro Produce by saicoro Site update contents

低血圧の症状と改善策

高血圧と低血圧

高血圧には世界保健機関(WHO)等による国際的な基準がありますが、低血圧にはこのような基準は現在ありません。血圧が正常よりも低い状態、つまり、一般に収縮期血圧(最高血圧)100〜110mmHg以下を低血圧といっています。また、急に立ち上がったり、長時間立ち続けていると血圧が下がり、立ちくらみ、めまいなどの症状があらわれる場合には起立性低血圧と診断されます。なお、低血圧の診断尺度としては、主として収縮期血圧が目安とされています。

低血圧の症状

低血圧の人は、さまざまな症状を訴えます。「体がだるい」「疲れやすい」などいわゆる不定愁訴で悩むことになりますが、主な症状は次のようなものです。

◆めまい
◆立ちくらみ
◆不眠
◆頭痛・だるさ・疲れ・肩こり・疲れ目
◆朝起き不良
◆食欲不振・胃のもたれ
◆吐き気
◆下痢・便秘
◆腹痛・脈がみだれる
◆発汗・冷え
◆動悸・息切れ

低血圧の成因

低血圧の中でも起立性低血圧の人は、座っているときや立っているときに、ふらつき、めまい、体のだるさを感じます。でも身体を横にすると症状が軽くなります。これはなぜでしょうか?これについて説明しましょう。

起立性低血圧の人は起立すると、脳をはじめ全身臓器への血流が低下するために様々な症状がでると考えられています。

脳は、痛み、暑さ、臭いなどの身体全体の感覚を感覚神経によってキャッチしています。胸が苦しくなったりする感覚も含まれます。また脳は、身体を動かしたりする運動神経の中枢です。脳の細胞は、脳血流からの酸素と栄養分によって活動できています。もし脳への血流が途絶えると、数秒で意識がもうろうとして意識消失を起こします。脳血流が0にならなくても、脳血流が低下するだけで、脳の機能は著しく悪くなり、感覚神経も運動神経もその機能が低下します。思考機能も低下します。ヒトは横になっている時、心臓と脳とは 同じ高さにありますが、ここで身体を起こしてみましょう。頭の位置が心臓より高くなります。

脳の血液は下に落ちようとする力(静水圧)が働きますので、下半身に血液が移動して、下半身の血管は静脈も動脈も拡張します。このままでは、血液は下半身にどんどん移行して、血圧が下がり、脳血流が低下してしまいます。
しかし、健康な人では、このような不都合に拮抗する機構が備わっています。

低血圧の日常生活での注意点

日常生活での工夫によって、低血圧の不快な症状は少なくすることができます。血圧が少し低くても無症状の場合には放置してもかまいませんが、血圧が低く症状が強い場合には、治療を行いましょう。

治療の第一歩は、低血圧をきたす他の基礎疾患が隠れていないか、医療機関を受診することから始まります。もし、低血圧の他に異常がなく、お医者さんからお薬を勧められなかったら、薬物治療よりも日常生活の工夫から始めましょう。
不快な症状は、次のような日常生活での工夫によってかなり改善することができます。

低血圧の予防〜食事との関係

低血圧の愁訴として食欲不振、腹痛、便秘もあげられます。バランスのとれた献立でおいしく、楽しい食事をしましょう。
1) 蛋白質(肉、魚、乳製品等)を豊富に。
2) ミネラル(海草、魚の丸干し、野菜、実等)を豊富に。
3) チェダーチーズを食べましょう。
4 ) お茶、紅茶、コーヒーも血圧を上げるカフェインを含んでいますが、飲みすぎは禁物です。
5 ) 食事、水分、食塩の摂取は適量に、無理に制限する必要はありません。
6 ) 食後は横になり休息をとりましょう。

Copyright (C) saicoro. All Right Reserved.