アレルギー性紫斑病って何?
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アレルギー性紫斑病の症状と治療

アレルギー性紫斑病って、一体何なの?

アレルギー性紫斑病とは、ヘノッホシェーンライン紫斑病ともいい、皮膚、関節、消化器、腎臓などの血管が炎症を起こして血液が漏れる病気です。 アレルギー性紫斑病はまれな病気で、主に年少児にみられますが、年長の小児や成人もアレルギー性紫斑炎にかかります。体内で異常な抗体がつくられ、自分自身の組織が攻撃されてしまう自己免疫反応がアレルギー紫斑炎の原因と考えられています。アレルギー性紫斑病の多くは呼吸器感染の後に発症しますが薬物に対するアレルギー反応によってもアレルギー紫斑炎は起こります。アレルギー紫斑炎の進行の速度や持続期間は人によってさまざまです。

アレルギー紫斑炎(病)の症状

アレルギー紫斑炎にかかると、最初は、足、脚、腕、尻などの皮下で血管から血液が漏れ出て、青紫色の小さなあざが生じます。あざは数日すると盛り上がって硬くなることもあります。最初にあざができてから数週間の間、新しいあざが次々にでき、関節が腫れて痛み、熱をもちます。消化器に出血があると、腹部のけいれんや痛みが起こり、血尿がみられることもあります。アレルギー紫斑炎はたいていは1カ月以内で治りますが、再発を数回繰り返すこともあります。腎臓に出血があると、腎障害が起こることがあります。

アレルギー紫斑炎(病)の治療

アレルギー反応の原因となる薬を使っている場合はすぐに使用を中止します。プレドニゾロンなどのコルチコステロイド薬は、腫れ、関節痛、腹痛などを和らげますが、腎障害の予防や治療はできません。腎障害が現れた場合は、アザチオプリンやシクロホスファミドなど免疫系の働きを抑える免疫抑制薬を使用することがありますが、その有効性は不明です。

アレルギー紫斑炎(病)の原因


アレルギー紫斑炎は2〜8歳の子どもがかかることが多く、上気道感染症、とくに溶連菌による扁桃炎に引き続いて発症することが多いといわれますが、アレルギー紫斑炎の詳しい原因はわかっていません。アレルギー紫斑炎は感染症に伴う免疫反応やアレルギー反応などによって血管の炎症が起こり、血管がもろくなっていろいろなところに出血が起こる病気です。皮下に出血すると紫色に見えることから紫斑病と呼ばれるのです。

アレルギー性紫斑病の予後 について

数ヶ月間は再燃しますが、多くは予後良好です。まれに数年の間隔をおいて再燃することがあります。腎炎は数年のうちに約8割で尿所見が消失しますが、腎障害の強かった場合には、一度改善しても後から腎機能が低下したり、女児では妊娠中に腎機能が悪化する場合があることも指摘されています。小児科の先生は普通よく知っている病気ですが、内科や外科の先生方はあまり診られたことがない病気です。ご不明の点は、かかりつけの小児科の先生にご相談されると良いと思います。


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