脊髄炎ってどんな病気??脊髄炎の症状とは??
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脊髄炎の症状と治療

脊髄炎の一種、視束脊髄炎とはどんな病気なの?

視束脊髄炎とは、多発性硬化症の症状の一つ。(別名/デビック病)
視束脊髄炎では視神経と脊髄に強い障害がおきます。手足の麻痺や知覚障害といった脊髄症状や視力障害が、突然あらわれます。視力が数日あるいは数週間で失われるとともに、下半身に弛緩性の麻痺があらわれて感覚がなくなり、大小便を失禁したりするようになります。急性期には副腎皮質ホルモン剤や副腎皮質刺激ホルモン剤などが治療に用いられます。

脊髄炎の症状について

脊髄炎は、脊髄に発生する炎症を総称しています。脊髄は、脊柱管のなかにあって、長い束状のものです。脊髄には脳から身体全体に行く、運動神経、知覚神経、内臓神経などが通っているもので脊髄炎でおかされてしまうとさまざまな症状がでてきます。
脊髄炎がおこる原因としては、結核や梅毒、化膿性の細菌、ウイルス感染によるものが多かったりしていますが、抗生物質の研究がすすんだことで、最近では、こうした感染による脊髄炎はほとんどなくなってきました。
以前は、原因不明とされていた、急に発生する下半身の運動麻痺、知覚の麻痺がおこる脊髄炎は、脱髄性脊髄炎かウイルスによるものとされています。
脊髄炎の主な症状としては、脊髄の犯されたところから下のほうに下半身の運動麻痺と知覚麻痺が発生し、そしてそれらが左右対称におかされるのが特徴になります。
おかされたところが上のほうになると、腕、足とともに麻痺してきます。
膀胱や直腸にまひが及んでくるので大小便がでにくくなったり、垂れ流しになったりします。
脊髄炎の治療は、その発生する原因によって治療法はだいぶ異なってきますが、副腎皮質ホルモンが有効とされています。
ウイルス性のものについては抗生物質を服用します。それと同時にリハビリをすることがとても重要で、少しでも動くことができるなら、立ったり、歩いたりという訓練をおこたらないようにしなくてはいけません。

アトピー性脊髄炎とは?

脊髄炎は脊髄の炎症性疾患をいうが、原因は種々にわたる。
原因不明の脊髄炎には、次に記載したアトピー性脊髄炎が多いのではと言われています。
アトピー性皮膚炎、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患を持つ患者に起る脊髄炎。
2000年に全国の79例を調査した結果によれば、アトピー性脊髄炎の特徴は、
1 アレルギー疾患に罹患している
(73.2%、うちアトピー性皮膚炎41.8%、アレルギー性鼻炎・結膜炎27.8%, 気管支喘息22.8%)。
2 手足がじんじんする、ビリビリするなど感覚異常がある(74.5%)、
3 MRIで脊髄病変が認められ(58.2%)、頸髄に多い(うち75.9%)。                 4 高IgE血症(88.2%)、アレルゲン特異的IgE(→免疫グロブリン)(ヤケヒョウダニ90.9%コナヒョウダニ88.2%) がある。
5 発症は急性または亜急性で、その後長期にわたり悪化と軽快を繰り返す。        6 平均発症年令は35.8±13.6才で、男性にやや多い。…などです。
このうちで臨床的な重要性は、手足のジンジン感が長期にわたり続くため患者のQOL(生活の質)の低下を招きやすい点です。

アトピー性脊髄炎に関する専門医の指摘

専門医は「指先の感覚が鈍い、しびれるなどの神経症状を訴えるアトピー性皮膚炎患者を診たら、 まれであるとはいえ、アトピー性脊髄炎を疑い、神経内科へ紹介すべきである」と指摘しています。

アトピー性脊髄炎の治療について

治療の効果は血漿交換療法、ステロイドホルモン療法、免疫グロブリン療法の順です。
ただし、この三者を併用しても効果は変わりません。
この疾患の発症機序や患者数などは不明で、さらに疾患概念としても十分に確立されていません。
今後の報告を待ってゆきたいと思います。

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