脳血栓とは、脳の中枢神経がおかされる脳卒中をきたす病気の一つです。予防と対策について説明します。
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脳血栓 予防と対策

脳血栓とはどんな病気なの?

脳血栓とは、脳の中枢神経がおかされる脳卒中をきたす病気の一つで、血管が閉塞するのがこの脳血栓であり、血管が破れて脳を破壊するのが脳出血です。

脳血栓の症状は、安静時に起きる事が多く、意識障害は発作の時にはあらわれにくい。前ぶれとなる頭痛についても同様、まひの進み方は進行と安定が交互に来る事が多いです。脳血栓の治療は脳血栓では抗凝固剤で血液が固まるのを防ぐ治療となります。

脳血栓の症状

(1)前駆症状として、脳動脈硬化による症状(めまい・記憶力低下・痴呆)
一過性脳虚血発作が先行する。
(2)発作は睡眠中・起床直後に発症する。意識障害は軽い。
(3)頸動脈系の障害では一側性で、片麻痺・片側の感覚異常・半盲・失語症がみられ、
(4)脳底動脈の血栓では両側性で、脳神経症状、小脳・脳幹部症状が加わる。
(5)予後は、脳出血より良好。

「脳血栓は、血圧の変化よりは、血液が血管内で固まりやすくなることに関係します。
血液は朝方に固まりやすく、しかも一旦固まった血液を溶かす働きも朝方には低下していることが分かっています。」

脳血栓と脳卒中

脳卒中は、血管が破れて起こる出血性脳血管障害と、血管が詰まって起こる虚血性脳血管障害に分けられます。それぞれの代表的な病気は以下の通りです。
◇出血性脳血管障害 : 脳出血(脳内出血)、くも膜下出血
◇虚血性脳血管障害 : 一過性脳虚血発作、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓)
脳血栓も脳梗塞も脳の血管が詰まって起こる病気です。実は脳血栓は脳梗塞の中に含まれます。つまり脳梗塞の一病型が脳血栓です。ここで誤解が生じやすいようです。
脳梗塞には脳血栓(アテローム血栓性梗塞)、脳塞栓、ラクナ梗塞の三つの種類(病型)があります。現在ではこれらに加えて特殊な原因(病気)による脳梗塞もわかっています。

◆脳血栓(アテローム血栓性梗塞)
脳の動脈血管に動脈硬化が起きて、その結果徐々に血管が細くなり、ついには詰まってしまい、その結果として起こる脳梗塞です。
これがいわゆる脳血栓です。徐々に病気が進むため、数日間かけて症状が悪化することもあります。
動脈硬化を悪化させるような病気や症状(高血圧、喫煙、高脂血症、糖尿病など)があることが多く、それらを治療することで脳血栓を予防することができます。

◆脳塞栓
心臓や首の動脈血管でできた血栓(血の塊)が脳の動脈血管に流れ着いて詰まってしまい、その結果として起こる脳梗塞です。
大きな脳の動脈血管を詰めてしまうことも多く、突然症状が起こるため重症化しやすい脳梗塞です。心臓の病気(心房細動などの不整脈、心臓弁膜症、心筋梗塞など)がある方は、特に注意が必要です。予防としては、もともとの病気の治療のほかに、血栓(血の塊)ができにくくする薬を使うこともあります。

◆ラクナ梗塞
いわゆる小さな脳梗塞です。実は脳出血と同じメカニズム(機序)で起こると言われています。血圧が高いと脳の動脈血管の壁がもろくなり、血管を形成する細胞の一部が壊死してしまいます。その結果、血管が破れれば脳出血、血管が詰まってしまえばラクナ梗塞になると言われています。したがって、脳出血と同様に血圧や喫煙に注意が必要です

脳血栓まとめ

一般には脳血栓と脳梗塞とが違う病気と考える方が多いようですが、今までお示ししたように、脳梗塞の一病型が脳血栓(アテローム血栓性梗塞)です。
脳梗塞にはいろいろな原因と病型があります。それぞれに対して治療法も違えば予防法も違います。
しかし、どんな脳梗塞も、起こってしまったとき如何にして早く適切な治療を受けるかが非常に重要です。
もし脳梗塞に注意が必要な症状や病気があれば、まずお近くのかかりつけの先生にご相談されることをお勧めします。

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