セレナイト〜月に由来する神秘のパワーストーンのお役立ち情報。
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セレナイト〜月に由来する神秘のパワーストーン

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鉱物としてのセレナイト

セレナイトは石膏【せっこう】(ジプサム:gypsum)の中でも無色透明なものだけが、特にこう呼ばれます。一般的に他の石に比べると非常に柔らかい(モース硬度は2.0で、爪でも傷がつけられる程度の硬さ)のが特徴です。そのためすぐに傷が付いたり壊れたりしやすいので、取り扱いには十分な配慮が必要です。また水に溶けやすく、湿気に弱い面もあります。
和名では「透石膏(とうせっこう)」。世界各地で産出され、形状はバラエティに富んでおり、変種として「砂漠のバラ(デザート・ローズ)」などがあります。これは、砂漠中のミネラル分を含んだ湖や沼の水中から結晶ができて作られたもので、表面には砂漠の砂粒がついています。

セレナイトの名前の由来

セレナイトの名前の語源は、ギリシャ語で「月」を意味する“Selenites”、もしくはギリシャ神話に登場する月の女神“セレーネ”からくるとされます。
古代には、月と共に満ち欠けすると信じられ、ケルト民族やネイティブ・アメリカンの間では特に神聖な鉱物とされていたようです。
透明、半透明の白色に美しく輝くセレナイトは、またの名を「聖母マリアのガラス」とも呼ばれ、古くはヨーロッパの宮殿の燭台やランプ、窓にも使用されていました。

巨大なセレナイト結晶柱のある『結晶洞窟』

2000年に、メキシコはチワワ砂漠にあるナイカ鉱山で、巨大なセレナイト結晶のある洞窟が発見されました。その光景は圧巻で、最大のものでは長さが10mを超えるような透明のセレナイトの巨大結晶柱が林立しています。
http://www.kacha-stones.com/crystals_biggest.htm
ナイカ鉱山は、鉛や銀を大量に産出する鉱山として古くから知られていますが、『結晶洞窟』のある地下300mのあたりは地底のマグマに近いため、坑内の気温は約45℃と高温で、さらに湿度がほぼ100%と多湿なため、冷却装置のついた特別な服を着ても1時間ともたないほど、「人類未踏の場所」です。
鉱山開発のために地下水をポンプで汲み出すまで、ここには硫酸カルシウムを多く含んだ地下水が満たされており、その安定した高温(55℃〜59℃)よってセレナイトの結晶が成長を続け、実に50万年もの歳月をかけて巨大な結晶柱の洞窟ができたというものです。

パワーストーンとしてのセレナイト

セレナイトは、パワーストーンとしても知られています。
名前の由来は、ギリシャ語のセレネ=月で、直観力を高め、思考を明晰にするパワーがあると言われています。また、そのやわらかさゆえに精神を穏やかにし、柔軟な考えをもたらしてくれるので、仕事や人間関係でいきづまったような時には、この石の力を借りてみましょう。
変化を促してもくれるので、執着心がとれ、心が軽くなるといわれています。
古くは紀元前4000年の昔、メソポタミアのシュメール人はこのセレナイトで作った円筒印章を使用したと言われています。「豊かなる大地をもたらす幸運の石」として珍重されたとされ、さらには強い骨や歯を作る助けとなり、また、欠陥組織の不調を改善する力があるとも言われています。

セレナイトからのメッセージ

先ほどご紹介したメキシコ・ナイカ鉱山の『結晶洞窟』は、鉱山としての寿命が尽きれば地下水の汲み出しが行わなくなります。そうなればいずれ再び地下水で満たされてしまうために、残念ながらわれわれが目にすることはできなくなるのだそうです。
しかしながら、50万年もの歳月を経たものを、瞬間でも目にすることができた、われわれ21世紀の人類は、セレナイトからのメッセージに耳を澄まさずにはいられません。
それは、『さまざまな世界の変化に流されるのではなく、自分を律し、トラブルを上手に乗り越え、柔軟に生きよ』というメッセージなのかもしれませんね。

 
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