急性気管支炎の症状と治療について紹介します。
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急性気管支炎の症状と治療

急性気管支炎って何??

急性気管支炎とは、気管支の一部または全体にウイルスや細菌が入り込み、炎症がおこり、これらの病原体を外に出すために、分泌液が痰となり、咳をして体外に出す病気です。急性気管支炎になると、発熱、咳、痰、鼻汁など風邪症状が出ます。咳き込んで吐きそうになったり、実際に吐くこともあります。呼吸が苦しくなることはありません。小さい赤ちゃんが急性気管支炎にかかると、ミルクまたはお乳が飲めなくなり、入院が必要になることもあります。

急性気管支炎の原因

急性感染性気管支炎は,冬に大流行し,一般的に急性URIの一部です。かぜや上咽頭,のど,気管気管支樹のウイルス感染の後に急性気管支炎は発症し,しばしば二次的細菌感染を伴います。急性気管支炎の原因ウイルスは,アデノウイルス,コロナウイルス,A型およびB型インフルエンザウイルス,パラインフルエンザウイルス,RSウイルス,コクサッキーウイルスA21,ライノウイルスおよび風疹や麻疹の原因になるウイルスです。

肺炎マイコプラズマ,百日咳菌,およびクラミジア-ニューモニエもまたよく若年の成人に急性感染性気管支炎を起こします。栄養不良や空気汚染物質への暴露はこの疾患にかかりやすくする因子です。気管支の清掃機構を障害する慢性気管支肺疾患のある患者では,しばしば急性気管支炎が再発し,慢性副鼻腔炎,気管支拡張,気管支肺アレルギーまたはCOPDのある患者,肥厚性扁桃,アデノイドのある小児においても急性気管支炎が再発することがあります。

急性気管支炎の症状

急性気管支炎にしばしば上気道感染症の症状が先行します。すなわち,鼻かぜ,倦怠感,悪寒,微熱,背部筋肉痛,咽頭痛などです。咳の始まりは通常,気管支炎の始まりを示しています。不快にさせる咳は最初乾性で,喀痰を伴いませんが,数時間から数日間後には少量の粘稠性の痰が出てきます。後に,喀痰はより豊富になり,粘液性または粘液膿性になる可能性があります。明らかに化膿性の痰は,細菌性感染の合併を示しているそうです。何人かの患者は灼熱胸骨下胸痛が咳により悪化しません。重篤で合併症を伴っていない場合では,38.3〜38.8℃の発熱が3〜5日間続いた後に急性症状が治まります。ただし咳は数週間続く場合がありません。持続性の発熱は肺炎の合併を示唆します。気道閉塞に伴って呼吸困難に至る場合もあります。

合併症のない急性気管支炎においては肺の徴候はほとんどありません。肺底部においてときどき聴取される捻髪音または水泡音と同様に,分散性高ピッチまたは低ピッチ連続音が聴取される可能性があります。特に咳の後に喘鳴が通常みられる。胸部の検査中に認められた持続性の局所徴候は気管支肺炎を示唆します。

重大な合併症は通常,慢性呼吸器疾患を背影にもつ患者にのみみられます。そのような患者においては,急性気管支炎が重篤な血液ガス異常をもたらす可能性があります。

急性気管支炎の治療

急性期肝炎にかかれば、熱が治まるまで休息が必要です。発熱中は,飲水(最高で3〜4L/日)が必要です。解熱鎮痛薬(例,成人に対して4〜6時間毎にアスピリン650mg,またはアセトアミノフェン650mg,小児に対して4〜6時間毎にアセトアミノフェンを10〜15mg/kg)は倦怠感を和らげ,熱を下げます。

急性気管支炎の抗生物質は,COPDや,化膿性の痰,または高熱が続いて,患者が中等症以上の状態であるときに必要です。ほとんどの成人にとっては,6時間毎に250mgの経口テトラサイクリンまたはアンピシリンを投与するのが適当な第一選択です。トリメトプリム/スルファメトキサゾール(160/800mg経口的に1日2回)はテトラサイクリンの代用として使用してもよいでしょう。テトラサイクリンは8歳未満の小児に与えるべきではありません。その代わりに,アモキシシリン40mg/kg/日で1日3回の投与ができます。急性気管支炎の症状が持続または再発したときや,非常に重篤である場合,塗抹培養と喀痰培養が必要です。その上で主な微生物とその感受性に従って抗生物質が選択されます。もし肺炎マイコプラズマまたはクラミジア-ニューモニエが原因と考えられるのであれば,経口的に1日4回250〜500mgのエリスロマイシンを投与します。

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