くも膜下出血(クモ膜下出血)ってどんな症状??くも膜下出血(クモ膜下出血)の手術とは?
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くも膜下出血(クモ膜下出血)の症状と原因

くも膜下出血(クモ膜下出血)って何?

まず、くも膜下出血(クモ膜下出血)のメカニズムを見ていきましょう。
くも膜とは、脳を保護する膜(3層あり、外側より硬膜、くも膜、軟膜と呼ぶ)の一つです。くも膜と脳との空間(くも膜下)には脳の栄養血管が走り、保護液でもある脳脊髄液(無色透明の体液)も循環しています。 内臓としての脳は、重さの割合に対しては大変多くの血液を貰って働いているのですが、表面(くも膜下)に比較的太い栄養血管がある事が特徴で、他の多くの内臓とは異なっています。ですから、もちろん一部の血管は、脳を貫いて内部へ栄養を送る働きを担っています。これらの血管が脳内出血と深く関係があるのです。 このくも膜下にはり巡らされた血管が傷んで切れると、くも膜下出血(クモ膜下出血)が起こります。その結果、くも膜下に流れている脳脊髄液に血液が混ざるのです。

くも膜下出血(クモ膜下出血)の症状

くも膜下出血(クモ膜下出血)患者のほとんどの方が、
(1)突然の頭痛
(2)瞬間的痛む頭痛
(3)今までに体験した事の無い様な頭痛
(4)バットで殴られた様な頭痛
(5)はげしい頭痛
を感じます。これは、脳の保護膜の一部は痛みを感知する機能を持っていて、くも膜下出血の症状そのものだからです。くも膜下出血(クモ膜下出血)の病気の程度によりますが、発病して感じた頭痛と一緒に、激しく嘔吐したり、意識を失ったりする事が多くあります。突然、頭を抱えて頭痛を訴えた後で倒れてしまった人を目の前にしたら、くも膜下出血と決めて救急車を呼ぶべきであるぐらい、特徴的な症状と言えます。運動の麻痺などは必ず合併するとは限りません。  他の脳卒中(脳内出血、脳梗塞)の多くが、頭痛を感じない事や半身の運動麻痺を伴う事が多い事と比べてくも膜下出血(クモ膜下出血)は対照的な病気です。

くも膜下出血(クモ膜下出血)の原因

くも膜下出血(クモ膜下出血)の原因は、くも膜下にはり巡らされた脳栄養血管の一部が切れる事ですが、多くは特徴的な病気が隠れています。くも膜下出血(クモ膜下出血)を発症した日本人の約8割から9割は、脳動脈瘤と呼ばれる動脈のコブからの出血と考えられています。

くも膜下出血(クモ膜下出血)の手術

脳動脈瘤が原因であるくも膜下出血(クモ膜下出血)の患者にとって最も危険な事は、再発作(再出血)です。くも膜下出血(クモ膜下出血)で破裂した脳動脈瘤が、もう一度出血(再破裂)する事(特に24時間以内が要注意)は良く知られています。再破裂によりくも膜下出血が増え、脳のダメージがより深刻になり、生命の危険が高くなります。この再破裂を防止する為に行われる治療が手術です。 代表的な手術法には、開頭手術と血管内手術の2通りの方法があります。
◆開頭手術
開頭クリッピング術
頭の骨を開けて、直接破裂した動脈瘤を観察して本来の脳栄養血管から遮断することです。多くは合金やチタンのクリップで用いて遮断します。
◆血管内手術
脳動脈コイル塞栓術
柔らかい金属コイルを破裂した動脈瘤内に充満させ、本来の脳栄養血管から遮断する方法です
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