自閉症って、病気なの?障害なの?自閉症についての正しい理解を持ってください。
saicoro Produce by saicoro Site update contents

自閉症 〜症状と治療〜

自閉症って一体何?

みなさんは自閉症という障害を知っていますか?名前だけは新聞やテレビ、本などいろいろなところで見聞きするようになりました。でも、自閉症について正しく理解している人は、たぶん少ないでしょう。
このサイトでは一人でも多くの人がきちんと理解してくれるようにと願いながら、自閉症について紹介します。

自閉症の診断基準について

自閉症は対人関係、言葉の遅れ、物事への強いこだわりなど、おもにこの3つの症状が挙げられます。

そのほか、耳で聞くより目で見るほうが物事を認識しやすいという特性をもっています。なので、紙に書いて見せると意外とすんなり伝わるでしょう。

これは低機能自閉症の人に多く見られるもので、高機能自閉症やアスペルガー症候群の人にとっては、目から入る情報は逆に理解しにくくなる場合があるので注意しましょう。
さらに、時間というものがよく分かっていないようですね。時間は目に見えないからかもしれません。

たとえば、5分待つ約束をして、その時間が1分でも過ぎると長い時間待った感覚になります。逆に4分で相手が戻ってきても5分キッカリまで待ち続けるなんてこともあります。このような症状は家族も気づきやすい症状と言えます。

自閉症の症状について

自閉症の症状には、いろんなパターンがあると言われています。一体、どのような症状があらわれるのでしょう?ごく軽い症状の場合、見た目には気づきにくいため、まわりの人には誤解されることもあります。ここでは、特徴的によく見られる3つの自閉症の症状を紹介します。

【対人関係がうまくいかない】
自閉症の人の多くはまわりの人とかかわるのが苦手です。

【コミュニケーションがうまくとれない】
自閉症の子供には特徴として言葉の遅れが目立ちます。
また、投げかけた質問とは無関係のことを答えたりします。

【行動や興味の範囲が限られる】

よく見受けられる症状に「こだわり」というものがあります。
これは言い換えれば、イマジネーションの問題とも言えるかも知れません

自閉症の治療について

自閉症の治療に対する考え方治療内容の良し悪しは、医師と親で考え方が異なることもあります。ここでは自閉症の治療における2つの考え方を紹介します。

【ノーマライゼーション】
障害者と健常者が区別されることなく、ともに社会生活を送ることが正常で、本来の望ましい姿だという考え方です。特に自閉症などの重度の障害者にとっては、地域に根ざした援助以外に特別な援助も必要になってくるのは仕方がないことなのです。
時と場合によって、ノーマライゼーションの見方を少し変えてみるのもいいのかも知れません。

【インクルージョン】
障害者と健常者が、ともに学ぶ機会を作っていくという考え方です。
自閉症児は特別な援助が欠かせません。自閉症児が健常児と一緒に学べる環境を作るには教材やスケジュールも目で見て分かるようにするなど、教える側の工夫、また、まわりの子供たちの理解と協力が必要です。これに関して、先生の果たす役割はとても大きいのです。

自閉症についての正しい理解を!

自閉症の人には苦手なことがあり、障害のない人から見ると理解できないことがありますが、これは親のしつけが悪かったり本人の性格が悪いからではありません。

障害のない人でも、運動が苦手であったり、数学が苦手であったりと、人により、得意、不得意があります。苦手なことは一生懸命に勉強しても、得意なことと比べると、なかなか上手になりません。

これと同様に自閉症の人は、「障害」のためにとても苦手なことがあり、この苦手なことを上手になるのはとても難しいことです。

障害の状態は人により違いがありますので、努力を積み重ねてある程度はできるようになる人もいますが、大きな改善には至らない人も多くいます。障害は病気ではありませんので、努力だけでなくなるわけではありません。

「努力が足りない」ということではありませんので、この点をよく理解しましょう。

Copyright (C) saicoro. All Right Reserved.