催眠療法を受ける前に知っておきたい情報、効果やカウンセラーについてなど、催眠療法のお役立ち情報。
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催眠療法を受ける前に知っておきたいこと

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催眠療法とは

催眠療法とは、Hypnotherapy「ヒプノセラピー」の訳語で、催眠を用いる精神療法の一種です。
催眠療法は必ずしも病気治療に限るわけではありませんから、その限りにおいては医師以外でも行なえる精神療法でもあります。
催眠療法での「催眠」自体は安全なものなので、欧米でも催眠療法の国家資格はありません。ですから欧米でも催眠療法家が協会を結成・設立して、その協会が催眠療法士を認定するといった仕組みが通常です。なお欧米には催眠療法の博士号があり、この点は日本との大きな違いと言えます。
日本での催眠療法のあり方は、欧米よりも遅れはとっているものの、催眠療法士の資格としては、日本催眠療法医学心理学会認定の「催眠技能士」などがあります。
また催眠療法士として独立開業を目指す方に向けて、アメリカの催眠療法協会認定の教育プログラムコースを用意している協会もあります。

催眠療法の良質なカウンセラーを見分ける

催眠療法を怪しいものと捉えることは非常に安易ですが、日本の催眠療法の現状を考えると、心理療法に詳しくない方が良質の催眠療法のカウンセラーとそうではないカウンセラーを見分けるのは非常に難しいと言わざるを得ません。

と言うのも、日本ではカウンセラーの仕事自体が無免許でも開業できてしまうような状況にあり、精神医療の知識も乏しい者が金儲け目的で開業し、被害者が出ているという実態もあります。また催眠療法には「前世療法」というものもあることから、昨今のスピリチュアルブームのせいもあって、カルチャースクールもどきの団体の講座を数日間受講しただけで開業しているような催眠療法士も多数いるからです。

心理療法には、催眠療法も含めて療法も数多くの種類がありますが、受ける人の状態や抱えている問題のあり方によって、それぞれ向き・不向きがどうしても出てしまいます。
心理療法自体が誰にでも万能で、必ず治るとは、優秀な医師や臨床心理士でも保証しきれないことですから、過剰に催眠療法に期待をよせたり、催眠療法士を選択するにしても、催眠療法が万能であるかのごとく謳うものを信用するのは非常に危険でもあります。

催眠療法で働きかける潜在意識

催眠療法の流れを見ていきましょう。
一般的な心理療法のカウンセリングでは患者の話を聞いていく中で、患者自身が行きたい方向性に気付き、それに向かっての生き方を見つけ出す手助けを行っていきます。いっぽう催眠療法の場合は、通常のカウンセリングも勿論行いながら、潜在意識に働きかけることで様々な心理療法の中でも短期療法として効果があると言われています。

催眠療法が働きかける潜在意識の中にある心の傷とは、特定の過去の体験から負った心の傷などのことで、簡単に言ってしまうとこの傷が何かのきっかけで勝手に表面化している場合に、その患者さんを苦しめているのです。
催眠療法でアプローチしていくのが普段意識されることの無いこの潜在意識にある心の傷です。ですから催眠療法とは潜在意識と顕在意識との間で情報を伝え合いコミュニケーションを図っていくということだとも言えます。

催眠療法の効果

正しい催眠療法でその患者にあった働きかけが行われた場合は、どのような改善が見られるのでしょうか。

まず催眠療法では潜在意識に潜んでいる普段見えない心の傷にアプローチしますから、傷ついた自分の言い分に耳を傾けてあげるのと同じ効果を生みます。この催眠療法のアプローチによって潜在意識にある自分とのコミュニケーションがはかられ、本来の自分が何を望んでいるのかに気付くことが出来るのです。

催眠療法で気持ちがほぐれてくると、自分に起こっていた不安な気持ちや不調の原因に気付くことが出来ます。またそのことによって、自分のことを愛おしく思えてきたり、生きる意欲が強くなり、自分の犠牲的な生き方に気付き自分本来の生き方を見出す前向きな心持ちを持つようにもなります。
これが催眠療法を施された方のあるべき姿と言えるでしょう。

催眠療法のカウンセリングを受ける際の注意点

催眠療法を受ける上でいくつか注意点があります。
まず催眠療法についての誤解ですが、催眠療法を受けている間も患者は意識があります。ですから催眠療法を受けている間は眠っているわけではありませんので、セラピストから誘導されたり、コントロールされたりすることはありません。テレビで見られる催眠術ショーのようなものはあくまでもエンターテインメントの一種と考えたほうが良いでしょう。

また、催眠療法中に過去のトラウマを思い出すことで強いストレスを感じることもありますから、妊婦の方やうつ病の治療を受けている方は催眠療法のセッションは受けないで下さい。また催眠療法ではセッション中にからだに触ったりすることはありません。もしそのようなセラピストがいた場合には、即刻利用をやめましょう。

また催眠療法士を選ぶ場合は、まずその経歴や実績を見ましょう。そして料金が適切かどうかもチェックして下さい。一般的に1回のセッションで6,000円から12,000円と言うのが適正な料金と言えるでしょう。そして催眠療法のセッション回数は8回から12回ぐらいです。自分の場合のセッション回数についても質問し、きちんと答えてくれる催眠療法士を選んで下さい。
さらに言いますと、過度な効果や癒し効果に傾きすぎているセラピストには注意しましょう。また、セラピストによって得意分野にも違いがあります。こうしたことも適切に伝えてくれるセラピストを選択する必要があります。

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