蓄膿症ってどうしておこるの? 蓄膿症の症状や原因、これ見りゃばっちり!!
saicoro Produce by saicoro Site update contents

蓄膿症の症状と原因

蓄膿症って何?

蓄膿症は、鼻腔につながる頭蓋骨の中の空洞の炎症で、副鼻腔炎とも呼ばれています。蓄膿症は、空洞の中に膿がたまるような形での炎症になることが多いです。かつて、蓄膿症は日本人の鼻の病気の中で、一番多い病気でした。現在はアレルギー性鼻炎が増えて、相対的に単純な蓄膿症は減りましたが、まだまだ蓄膿症が多い病気であることには違いありません。

蓄膿症の原因って何?

蓄膿症が起こる原因として、感染(細菌・ウイルス・カビなど)やアレルギーが挙げられます。また、蓄膿症の特殊なものとして、上顎の奥歯にひどい虫歯があるとそこから口腔内の細菌が副鼻腔に入っておこる歯性のものもあります。蓄膿症の慢性化の原因としては、個人の体質や鼻腔形態の異常などが挙げられます。

蓄膿症の症状

蓄膿症の症状として、一般的には膿性の鼻汁がたくさんでることが一番の症状です。鼻汁は線毛運動の関係で鼻の後ろへ運ばれますので、特に朝に夜間に出た鼻汁が咽に流れる後鼻漏も重要な症状です。また、同時に鼻の粘膜が腫れて、鼻づまりもおこります。慢性の蓄膿症では鼻茸と呼ばれるポリープができてくることもあり、更に鼻づまりが強くなります。慢性の蓄膿症は普通は痛みはありませんが、風邪や虫歯に引き続いて起こる急性の蓄膿症では頬部や前額部の強い痛みを伴う場合もあります。歯性の蓄膿症の場合では、魚の腐ったような臭い鼻汁がでることも特徴です。

蓄膿症の治療

急性の蓄膿症の場合は抗生物質などで、原因菌をたたきます。慢性の蓄膿症の場合は消炎酵素剤や薬物の投与を行います。また、鼻汁を吸って清掃し、副鼻腔から鼻腔への膿の排泄路を広げ、抗生物質や粘膜の腫れをとる薬を直接吸入する治療を行います。以前は、それほど良い薬も無く、蓄膿症の患者さんも重症な人が多かったため、歯ぐきを切って上顎骨に穴を開けて、そこから腫れた粘膜を除去する手術をする事が少なくありませんでした。しかし、最近はこのような手術は減りつつあります。それは、「薬物療法・内視鏡手術の進歩によります。蓄膿症の薬物療法としては、少量のマクロライド系と呼ばれる抗生物質を長期に服用することが非常に有効であることがわかってきました。しかし、鼻茸を合併した場合やカビが原因の場合などは手術療法が必要です。蓄膿症の内視鏡手術としては、鼻の中から内視鏡を使って、鼻腔と副鼻腔の間の交通路を広げてやって、副鼻腔の排膿と換気を図るという手術が出来るようになりました。もちろん、重症な蓄膿症の場合はこの手術では不可能ですが、この手術の発達によって、以前は手術の後に必ずでてきた頬部のしびれなどを心配が無くなりました。
歯性の蓄膿症の場合は、副鼻腔炎の治療とともに歯の治療をする必要があることは言うまでもありません。
最後に、蓄膿症は手術が必要な病気から、まずは薬を長期に服用して改善が無い場合に手術を考える病気に変わり、その手術もより侵襲の少ないものに変わってきております。

Copyright (C) saicoro. All Right Reserved.